水源から蛇口までの水質検査
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神戸市水道局では、将来にわたってより安全で良質な水道水をお届けするために、水源から蛇口までさまざまな地点で水質検査し、よりきめ細かな水質管理に取り組んでいます。
水源上流部での水質検査

水源の水質保全を図るには、そこへ流れ込む河川の水質を的確に把握しておく必要があります。そのため、各水源の上流を定期的に調査し、汚染源の調査や監視を行っています。
貯水池での水質検査

貯水池の水質は季節によって変化し、水深によっても異なります。そこで定期的に貯水池の表面から底までの水質を調べ、最も水質のよいところから水をとるようにしています。
浄水場での水質検査

原水から浄水までの処理過程を検査し、確実に浄水処理されているかチェックしています。また、凝集剤や消毒剤などが適正に使用されているかも調べています。
浄水場を出てからの水質検査
配水池や給水栓水も定期的に検査しています。
さらに、水質自動監視装置で市内24か所において濁度、残留塩素など7項目を測定し、配水池など37か所の残留塩素のデータと合わせて一括して常時監視し、水質管理に役立てています。


水安全計画
神戸市水道局では、日頃お届けしている水道水の安全性をより一層高めるために、水源から蛇口にいたるまでの様々な場面でのリスクを洗い出し、それらのリスクを継続的に監視・制御できるよう水安全計画を策定し運用しています。
信頼性向上の取り組み
神戸市水道局水質試験所では、ISO/IEC 17025の認定を取得し※、正確な測定に基づく徹底した水質管理に努めています。
(※金属類13項目、揮発性有機化合物18項目)
ISO/IEC 17025 の認定について
ISO/IEC 17025とは国際的な試験所認定規格であり、試験所が正確な測定を実施する技術能力があることを証明するものです。
- ・認定機関:製品評価技術基盤機構認定センター(ASNITE)
- ・認定試験所:神戸市水道局水質試験所
認定範囲一覧表
認定区分 |
化学製品(水) |
---|---|
試験技術 |
ICP-MS(誘導結合プラズマ質量分析法) |
試験項目 |
金属類13項目;カドミウム、セレン、鉛、ヒ素、クロム、ホウ素、亜鉛、アルミニウム、銅、アンチモン、ニッケル、ウラン、モリブデン |
試験対象 |
水源、原水、浄水工程水、浄水、送配水系統水及び給水栓等、サンプリングを含む |