神戸市水道局

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災害時の応急給水

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神戸市では、阪神淡路大震災の経験や教訓に基づいて、災害時の応急給水に十分な貯水機能と給水車への水の補給機能を持った拠点を重点的に整備しています。それらと合わせて、市民の皆さまの負担をできる限り軽減する目的で、小学校等施設内へ「災害時臨時給水栓」の整備を進めています。また、災害時にはタンク車による給水活動や仮設の水槽を設置するなど、より近くで皆さまに水をお配りできるようにしています。

各区の災害時給水マップ

マップの一例(東灘区)

災害時給水拠点の概要

貯水機能のある災害時給水拠点

水道施設が被害を受けた際、復旧までの間に皆さまへ水をお配りするため、貯水機能のある災害時給水拠点を62ヵ所設置しています。また、地域主導で拠点開設できるよう防災福祉コミュニティ等へ資材保管庫等の鍵渡しを行っている拠点もあります。

拠点一覧

各区の貯水機能のある災害時給水拠点です。災害状況に応じて拠点を開設し、当ホームページ等で順次お知らせします。また、神戸市情報マップでも確認していただけます。
給水の際はペットボトルやポリ容器などの持参をお願いします。

貯水機能のある災害時給水拠点一覧(PDF:329KB)

災害時臨時給水栓

災害時の避難所となる学校や公園に整備している給水栓です。災害発生後、水道管路の復旧を優先的に進めていくので、いち早く水が利用できるようになります。身近な給水栓で水運搬の負担も軽減できます。
また普段からの給水訓練を通じて地域主導で給水栓を開設でき、災害時の水に備えることができます。

ふっQすいせん

災害時、地元住民の方々が「給水栓」として利用できます。※平常時の水飲み場としての利用はできません。

いつでもじゃぐち

平常時は水飲み場として利用でき、災害時には地元住民の方々が「給水栓」として利用できます。

災害時臨時給水栓の利用について

災害時に飲料水の提供を受けるための容器は、利用される方でご準備ください。

  • ・利用する際は、給水栓の先にホース、仮設給水栓等の接続等の組み立てが必要です。
  • ・必要となる資材の保管・日常管理は住民の方にお願いしています。

応急給水方策

災害発生時の給水について、神戸市では発生からの経過日数と復旧率に応じた応急給水の具体的方策を定めています。

震災発生からの経過日数による応急給水方策対応表

※配水管の耐震化にあわせて進行中です。配水管の耐震化について詳しくは「災害に備えるための整備」のページをご覧ください。

配水管の耐震化

災害時給水拠点のシンボルマーク

神戸市水道局では、地震などの緊急時に飲料水を確保する「災害時給水拠点」の認知度向上のため、平成24年度にシンボルマークを全国公募のうえ、応募総数376件の中から選定しました。

災害時給水拠点シンボルマーク(PDF:51KB)

使用例

「災害時給水拠点」に標識として設置しています。
また毎年6月に神戸市内全戸に配布している、広報紙KOBE防災特別号「くらしの防災ガイド」土砂災害・水害に関する危険予想箇所(神戸市ハザードマップ)の凡例にも使用しています。

西垂水第2高層配水池

藤原低区配水池

神戸市ハザードマップ