直結給水について
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直結給水とは
配水管からじゃ口まで受水槽を経由しないで直接給水する方式を「直結給水方式」といいます。
直結給水方式には、直結直圧給水方式と直結増圧給水方式の2種類があり、導入にはそれぞれ条件があります。
6階建ての建物まで配水管の圧力で
直結給水が可能
(直結直圧給水方式)
昭和62年まで3階建て以上の建物については受水槽を設けて給水する方式(受水槽給水方式)が用いられていましたが、現在水圧が十分にある地域では、6階建てまでの建物は受水槽がなくても直結で給水(直結直圧給水方式)ができます。
(注)地域により水圧が異なりますので、詳しくは水道局配水課にお問い合わせください。
なお、すでに受水槽で給水されている建築物の直結給水化には、改造工事費などの費用が必要になります。
10階建て程度の建物まで
ポンプによる増圧で直結給水が可能
(直結増圧給水方式)
配水管(水道本管)から引き込まれた給水管に指定された増圧給水装置(直結加圧型ポンプ)を直結し、給水管内の水圧を増圧して、じゃ口まで直結給水する方式(直結増圧給水方式)で、10階建て程度の建物まで給水が可能です。
※事前協議が必要です。また適合要件もありますので、詳しくは水道局配水課にお問い合わせください。
直接給水方式のメリット
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1
衛生的
配水管から受水槽を経由しないで直接給水するため、よりきれいな水が供給されます。
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2
省スペース
受水槽のスペースが不要となり、土地の有効活用が図られます。
(例)賃貸駐車場(車1台分)にすることで年12万円の収入を得た事例があります。 -
3
省力化
受水槽やポンプの清掃・点検等、維持管理の手間・費用が不要になります。
(例)マンション規模10戸程度の場合、清掃費年3万円、定期検査・点検費年3万円が不要となった事例があります。 -
4
省エネ
配水管の圧力を有効利用できるため、省エネルギー化となり、電気代の節約にもつながります。
(例)マンション規模10戸程度の場合、年4万円の節約となった事例があります。
適用範囲
- ・受水槽の設置を必要としない建物
- ・使用水圧が0.75MPa以下の増圧給水装置で給水できる建物
なお、直結増圧及び3~6階へ直結直圧で給水する場合は、使用状態が水道本管に直接影響しますので、事前協議を行い、要件に適合するものについてのみ認めています。
お問い合わせ
水道局配水課
〒650-0016 神戸市中央区橘通3-4-2
神戸市水道局総合庁舎3階
担当部署 | 担当地区 | 電話番号 | FAX | 地図 |
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配水課 審査 担当 |
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