水源の保全活動
安全・安心でおいしい水を皆さまへお届けするためには、水源の保全活動が必要不可欠です。神戸市は、自己水源である千苅貯水池に注ぐ羽束川(はつかがわ)・波豆川(はずかわ)の保全活動をはじめ、市内で必要な水量の4分の3を占める琵琶湖・淀川の水質保全に取り組んでいます。
自己水源の保全
千苅貯水池では、行政と地域住民が協力・連携し、水質の保全に関する普及啓発や、河川の環境美化などを行っています。また、ゴルフ場の農薬やその他の汚濁の防止策として、上流部の各施設と汚濁防止協定を結び、河川の水質に影響を与えないよう、協力をお願いしています。
羽束川・波豆川流域の水質保全事業
羽束川・波豆川流域の水質保全事業キャラクター「トンぼうや」
千苅貯水池の上流である羽束川と波豆川の水質を守るため、神戸・三田・宝塚の3市と両河川流域の住民とで、羽束川・波豆川流域水質保全事業を実施。水質保全に関する普及啓発活動、生活排水の適切な処理を推進する事業、河川等の美化推進事業など、様々な活動を行っています。
活動内容
- ・水質の保全に関する普及啓発活動
(啓発ポスターの掲示など) - ・生活排水の適切な処理を推進する事業
(合併処理浄化槽維持管理費の助成など) - ・河川及びその周辺地域の環境の美化を推進する事業
(河川清掃および環境美化活動への助成・不法投棄防止対策など)
琵琶湖・淀川の保全
神戸市では、必要な水量の約4分の3を琵琶湖・淀川に依存しています。琵琶湖・淀川の水質保全を図るために、平成5年9月に設立された財団法人「琵琶湖・淀川水質保全機構」へ参画し、水質浄化事業への支援などを行っています。