水の着色
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赤や茶色の水(赤水)
赤水 鉄濃度3.0mg/L(基準の10倍)
原因
鉄さびが原因であると考えられます。朝の使い始めやしばらく水道を使用していない場合に、水道管内部のさびが水中に溶け出し赤水となって流出することがあります。
対策
赤水が発生したときは、しばらく放水してきれいになってから飲用に使用して下さい。このときの放流水は、飲用以外の用途に利用して下さい。
仮に誤って飲んでしまったとしても、人体への吸収率が低く健康上の問題はありません。
※水道工事に伴って、赤や茶色の水(赤水)が発生することがあります。
下記ページに、赤水が生じる場合がある水道工事の情報を掲載しています。
青い水
青く見える浴槽水
原因
水が周りの色(青色)を映しているためと思われます。浴室の壁やタイルが青いと浴槽の水に色が映り、青く見えます。青色系の蛍光灯などによっても青く見えることがあります。特に青の補色であるアイボリー系のカラー浴槽などに多い事例です。
波長の長い光は吸収され、波長の短い光(青)は、水中を透過して反射するので青く見える。
対策
白い容器に水を採り直せば、色の有無や色調がわかり易くなります。このとき、着色が無ければ、水道水は問題ありません。
白い水
原因
水圧の高い蛇口から勢いよく水を出すと、水が空気を吸い込み細かな気泡となって出てくることがあります。これらの気泡が小さい場合に、白くにごって見えることがあります。
対策
空気による白いにごりは、しばらくすれば透明になってきます。そのまま安心してご利用ください。また給水栓の金具を締め付けることにより、空気の吸い込みが少なくなり、解消できる場合があります。
細かい泡で白くなる場合はしばらくすると透明になってくる。