神戸市水道局

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再生可能エネルギーの活用

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水道局では環境にやさしい水道システムを目指し、太陽光発電や小水力発電(1,000kW以下)により再生可能エネルギーを活用し、CO2排出量削減など地球環境への負荷低減と電力使用量の低減を図っています。
再生可能エネルギーの活用はSDGsの取り組みにおける7番目の目標「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」や12番目の目標「つくる責任・つかう責任」に寄与しています。

太陽光発電

太陽光発電は、浄水場や配水池の上部空間を利用し、7箇所に設置しています。

水道施設ならではの事例として、浄水場のろ過池や沈でん池の上に太陽光発電パネルを設置したものを紹介します。
ろ過池や沈でん池に太陽光が届くと、池の中に藻などが繁殖してしまい、悪影響を及ぼします。
この上部を太陽光発電パネルで覆うことで、悪影響の原因であった太陽光を再生可能エネルギーとして活用できるとともに、外からごみなどが入らないようにするという、相乗的な効果が得られます。

施設名 供用開始 2023年度発電実績(kWh)

東小部配水池

2001年2月

5,683

奥平野浄水場

2001年4月

31,949

千苅浄水場

2002年2月

79,235

西鈴蘭台配水地

2003年2月

47,851

藤原配水池

2016年3月

52,463

北神戸ポンプ場

2016年3月

6,942

狩場台ポンプ場

2016年3月

16,750

合計

240,873
(一般家庭 約77軒相当)

小水力発電

小水力発電は、千苅浄水場や配水池などへ送水する際の高低差を利用し、5箇所に導入しています。

施設名 供用開始 2023年度発電実績(kWh)

千苅浄水場

2004年4月

605,475

福谷中層配水池 ※

2016年4月

207,800

藤原配水池 ※

2018年3月

120,280

東灘第1低層配水池 ※

2020年6月

285,817

箕谷高区配水池

2020年6月(検証)
2021年4月(売電)

49,810

合計

1,269,182
(一般家庭 約407軒相当)

※の施設については民間事業者に事業を行っていただいております。