神戸市水道局

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水道施設の更新って大事なの?

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水道施設の多さ

神戸市は山が多く坂も多いまちです。そこで、水が高いところから低いところに流れる性質を利用し一度高いところへポンプで水を送り、配水池(※1)にためてからご家庭にお届けしています。しかし、まち全体に適正な水圧で水をお届けするには、土地の高さごとに配水池を作る必要があるため、神戸市はポンプ場や配水池が多くあることが特徴です。(配水池とポンプ場あわせて170か所以上もあります!)
また神戸市のすみずみまで水を届ける水道管は市内の道路の下に、網の目状に埋設されており、総延長は約4,866㎞もあります。この距離は神戸市とシンガポールを結ぶ直線距離とほぼ同じ長さです。

平野部に広がる大阪市との比較

神戸市 大阪市
配水池 127か所 10か所
ポンプ場 52か所 2か所
水道管(配水管※2) 4,866㎞ 約5,000㎞

(※1)配水池:浄水場でつくられたきれいな水を一時的にためておく施設

(※2)配水管:配水池にためられた水をご家庭まで届ける水道管

古くなってきた水道施設

水道施設は人口が増え水道を広げる必要があった高度経済成長期に多く作られました。そのため今後は老朽化した水道施設の大量更新が必要となってきます。
特に水道管については市内4.866㎞のうち17%(820㎞)がすでに更新時期を超えています。古い水道管は耐震性が低く、加えて老朽化により水質悪化(赤水)や漏水・水圧低下を引き起こすこともあるため、更新は喫緊の課題となっています。神戸市水道局では現在、水道管の更新目標を年間40㎞と設定しており、老朽化した管の取り替えを着実に進めていく予定です。

水道管が古くなると…

劣化により穴が開いた水道管

水道管の漏水による道路陥没

市内水道管(配水管)の更新状況

令和3年度時点で耐震化済みのものは40%、更新時期を超えているものは17%。もし更新をしなければ10年後には更新時期を超えているものが24%になる。

更新にかかるお金

水道管の更新工事を例にとると令和3年度では1㎞あたり約1.7億円の費用がかかります。また原材料価格の高騰や労働単価の上昇により、工事費用がたいへん値上がりしている現状です。
現在、他部局や他のライフライン事業者と同時に工事ができるような路線を選定するなど、できるだけ費用が安価になるような工夫も行っています。

水道管(配水管)の1㎞あたりの更新費用

10年ほど前は1kmあたりの更新費用1億円、令和3年度時点では1.7億円。

ノート:水道管の取り替えってどうやるの?

水道管を取替えようとしたとき、その工事の期間は、当たり前ですがその管を使って水を送れなくなってしまいます。そのため、水道管の工事をするときは、断水が起きないように仮の水道管を布設してから、管の取り替え工事を行い、最後に仮の水道管を取り除くという手順が必要になります。1回の工事で何度も地面を掘って埋めなくてはならないため、とても手間がかかる工事なのです。

①掘削調査

ガス管や下水道管など、どんな管が埋まっているのか調査して新しい水道管を入れる場所を決めます。

②仮設の管を入れる

取り替え工事の間、断水しないように仮の水道管をいれて水を送り、各家庭まで分岐している管(給水管)を仮の水道管につなぎます。

③古い水道管を取り出す

少しずつ場所を移動しながら、古い水道管を取り出していきます。

④新しい水道管を入れる

新しい水道管を入れ、水を送り各家庭まで分岐している管(給水管)を新しい水道管につなぎます。

⑤仮設の水道管を取り除く

⑥道路をもとの状態にもどす