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グツグツ!水と油の火山噴火ふんか

一瞬で噴火ふんか炭酸入浴剤たんさんにゅうよくざいを入れると真っ赤なつぶがうかび上がる?!

     

二層にそうに分かれた水と油のグラスに炭酸入浴剤たんさんにゅうよくざいを入れて、炭酸マグマをつくってみよう。

 

用意するもの

  • 水※グラスの1/3程度
  • サラダ油※水より多い程度
  • 炭酸入浴剤たんさんにゅうよくざい※1/4サイズ
  • 水さい絵の具
  • ストロー
  • グラス
  • 計量カップ

 

やり方

①グラスに40℃程度に温めたお湯を1/3ほど注ぐ。※やけどにご注意ください。

 

②お湯に水さい絵の具をてき量まぜる。(お湯に色が付けばOK)


 

③サラダ油をグラスいっぱいまで注ぐ。すると、下のそうが色水、上のそうが油に分かれる。

 

炭酸入浴剤たんさんにゅうよくざいをそっと入れる。その後、マグマのように赤いつぶがうかび、泡がはじけたら成功!

 

 

グツグツと沸き上がり続けます!

 

 

解説

炭酸入浴剤たんさんにゅうよくざいを入れると赤いつぶがうかんではじけるのは、炭酸たんさんから出た「二酸化炭素にさんかたんそ」のあわが赤くそまった水を勢いよく持ち上げるから。油の中で水の「表面ちょう力」が働き、赤いつぶとなった水がグツグツとあふれます。そして二酸化炭素にさんかたんそのあわが空気中にぬけてなくなると、またしずみます。

 

水は水分子、油は油の分子同士で集まる性質なので、水と油がまざり合うことはありません。また水は油よりも重いため、同じグラスに注いでもくっきりと二層にそうに分かれ、下にしずみます。これも、軽い油と重い水による表面ちょう力が関係しています。油の表面ちょう力は水の半分くらいしか力がなく、水のまくをはがしてまざることができないため、そうが分かれるという原理です。

 

※表面ちょう力…水の中にある水分子(=小さなつぶ)が引っぱり合い、小さくまとまることで水の表面をはる力をつくること

 

実験のコツ

重めの炭酸入浴剤たんさんにゅうよくざいであれば、丸々1つを入れるとあわが吹く勢いが増して様子が分かりづらいため、1/4程度に切って入れましょう。

 

実験が終わったら

グラスに入った油は、冷ました後に新聞紙をしきつめた牛乳などの紙パックにしみこませましょう。紙パックの口を粘着ねんちゃくテープなどでこぼれないようにふさぎ、燃えるごみに捨てて終わりです。

 

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