水の中でプカプカ浮かぶシャボン玉を作ってみよう!
七色に光るキレイなシャボン玉を、水の中で作って鑑賞しよう。
用意するもの
- コップ
- 水道水
- ストロー1本
- 食器用洗剤
- はさみ
やり方
①コップの8分目まで水を入れて、食器用洗剤を10滴程度入れて、シャボン液を作る。
②ストローを10センチ程度に切る。(ストローの曲がる部分は切り落とし、細いストローの場合は先端を斜めに切るとやりやすい)
③ストローの先をシャボン液に入れてから、反対側の先を指でふさぐ。
④そのままストローをシャボン液から出して、先をふさいでいた指を離すと、シャボン玉ができる。
解説
ストローの先からシャボン液の中に水てきが落ちる瞬間、目には見えない空気のまくが水てきを包みます。つまり水中シャボン玉は、空気のまくに包まれた水てき(水玉)なのです。
ただ、普通の水に水てきを落としても、空気のまくに包まれた水玉はできません。なぜなら水は、水分子という小さなつぶの集まりで、できています。水分子はお互いに引き合っていてそれを「表面張力」と言います。この力が強いため、普通の水では、空気のまくがこわれてしまい、水玉ができません。
ところが水の中に洗剤を入れると、この「表面張力」が小さくなります。すると、水玉を包む空気のまくが壊れにくくなり、シャボン玉をプカプカ浮かべることができるのです。ちなみに通常のシャボン玉は、空気中に水のまくを作るため、正反対の作りになっています。
実験のコツ
水中でシャボン玉がすぐに割れてしまう場合は、シャボン液を薄めてみたり、液を落とす高さ・量を変かえて挑戦してみてください。