おいしい水をつくるために
高度浄水処理でおいしくなった神戸の水
神戸の水道水の約4分の3は、琵琶湖・淀川の水から作られていますが、昔は湖や川の水からつくった水道水は、夏になるとカビくさくなることがありました。そのため淀川の水については、阪神水道企業団と協力して「高度浄水処理」を行うことにしました。高度浄水処理はオゾンと活性炭を使って水をきれいにする方法で、平成13年(2001年)には、阪神水道企業団の全ての水が高度浄水処理されるようになりました。これにより夏の間もカビのにおいがなくなり、市民の方からもおいしくなったという声が届きました。
高度浄水処理のしくみ
しっかり安全確認しています
安全・安心な水道水をお届けするため、厳しい水質検査を行っています。貯水池から家、学校のじゃ口から出る水まで、さまざまな場所で200項目以上の検査をしています。また、水質自動監視装置を市内のいろいろなところに設置して、24時間水質を監視しています。
貯水池もきれいに
水をきれいに保つためには、貯水池もきれいに保つ必要があります。そこで水道局では、市内で最も大きい水源である千苅貯水池の周辺の清掃活動や、周辺の山々の自然を守る活動をしています。さらに、貯水池上流にある川の水質も監視。流れこむ水の安全もチェックしています。