モコモコ泡はどっち?硬水と軟水で実験しよう!

水に入っている成分が、石けんの泡にどう関係しているの?
石けんを使って、硬水と軟水のちがいを体験しよう。
用意するもの
- 硬水(ドラッグストアなどに売っています)
- 軟水(神戸市の水道水は軟水です)
- せんざい
- 空のペットボトル 2本
- 計量カップ
- プラスチックのコップ
やり方
①それぞれの水に同じ量のせんざいを入れて溶かす。
②数回上下に強く振り、どちらがよく泡立ったかを観察する。
よく泡立ったのはどっちだろう?
解説
水にふくまれるミネラルの量によって、「硬水」と「軟水」に分けられます。
ミネラルが多い水は「硬水」、少ない水は「軟水」とよばれます。
硬水には、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルが多くふくまれています。
そのため、石けんとまざるとミネラルと反応して「石けんカス(白いにごり)」ができ、泡が立ちにくくなります。
一方、軟水にはミネラルが少ないため、石けんがよく溶けて泡立ちやすくなります。
地域によって水の性質にはちがいがありますが、日本の水道水のほとんどは「軟水」で、肌にもやさしい水だといわれています。
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