ひんやり実験!水と氷と塩を使ってアイスクリームを作ろう

水と氷と塩をまぜると、どうして温度が下がるんだろう?
実際にアイスクリームを作って冷たさを体感してみよう
用意するもの
- ジッパー付きの保存袋 (大) 1袋
- ジッパー付きの保存袋 (小) 1袋
- スプーン
- タオル
- 輪ゴム
- 計量カップ
- 計量スプーン
- 氷 300~400g
- 塩 大さじ3
- 牛乳 100ml
- 砂糖 大さじ1と1/2
- バニラエッセンス 3滴ほど
やり方
①牛乳と砂糖をよくまぜ合わせ、ジッパー付きの保存袋(小)に流し入れる。
②そこにバニラエッセンスを3滴ほど加える。
③袋の口をしっかり閉じてよく揉みまぜる。
④ジッパー付きの保存袋(大)に氷と塩を入れ、揉む。
⑤③のジッパー付きの保存袋(小)を、④のジッパー付きの保存袋(大)に入れる。
⑥⑤の袋全体をタオルで包み、両サイドを輪ゴムでしばる。
⑦タオルの両端をもち、2~3分ほど振る。
アイスが固まったら、ジッパー付きの保存袋(小)からスプーンで取り出して完成。
振るだけでアイスクリームができたよ!
解説
氷に塩を加えると、氷がいつもより速くとけるようになります。これは、塩のはたらきによって「水がこおる温度(=氷がとけはじめる温度)」が下がるためです。
このように、水がこおる温度が下がることを「凝固点が下がる」といいます。氷はとけるときにまわりの熱をうばうため、まわりの水の温度もどんどん下がっていきます。
その結果、牛乳などの材料は急に冷やされ、アイスクリームができるのです。
※凝固点…液体が固まり固体になる温度。水の凝固点のことを氷点ともいいます。
実験のコツ
袋の空気はしっかり抜き、材料が均一になるようにまぜておきましょう。
氷と塩をよくまぜて、アイスの袋がしっかり氷に触れるようにするのがポイントです。
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